2010年7月30日金曜日

映画『マインドゲーム』

『マインドゲーム』

ネタがなくなったらとりあえず映画をおすすめするという。

いや、アニメーションっておもれーなーってのを肌で感じた映画でした。
ジブリでも大友でもない、何か新しい世界が開けたのを感じたというか。
そして主人公はホントにダメな奴という。

ダメな奴主人公には弱いわけです。這い上がりとか、煩悶とか、懊悩とか、
もだえ苦しみながらもノミの一歩くらいずつ前進していくのを
同じ目線で見られる映画というか、そういうものに弱いわけです。
自分で言うのもなんだけどもう10年以上前の話なので、
少なくとも自分は中学生まではいわゆる「優等生」ヅラして生きていたわけで、
で結局その延長線上で大学を卒業までしちゃっていて。

「それでいいのか?おい?」っていう視線は常に勝手に感じていて。
そしてその視線は自分自身からの視線だったりして。

だから今、そういう自分のダメさ加減をさらけ出しながら
一生懸命生きている姿に、いまさらながら、感動してしまうわけです。

人のダメなところこそ個性なんですな。ええ。そういう映画ですよ、きっと。

というわけで、観たい人はDVD貸します。

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