2010年9月24日金曜日

黒部ダム→発電所美術館→水中展示館→金太郎温泉

富山の発電所美術館に行ってまいりました。

http://www.town.nyuzen.toyama.jp/nizayama/kikaku/index.jsp

ヤノベケンジ氏の滞在制作で
全3章を3期間に分けて展示するという特殊な企画展。
発電所美術館自体は、ほぼそのまま、
元発電所を使っているので、昔の計器類や排水溝などが残ったままで、
それだけでも面白い場所なところへ、
ヤノベケンジ氏のメカメカしい作品がガッチリマッチしていて
素敵な展示になっていた。

ただ、場所がものすごくヘンピなのと
(バスは偶数日に一日5本程度、タクシー片道10分約2000円、徒歩1時間!)
場所がそもそもあまり大きくはなく基本1フロアーでの展示なので、
何か他の目的も併せて行くのがベストです。
東京から電車乗り継いでここだけのために行くような人は
それなりの覚悟は必要。ぼくはギリギリ初めてだったし良かったものの。

もう終わってしまっているので薦めるもくそもないのだけど、
あの場所独特のスケール感は東京の美術館の展示ではちょっと得難いものかも。
また行ってみたい場所です。


そしてもうひとつ、同じくらいオススメが!

美術館の最寄り駅は入善駅なんだけど、
そこから電車でしばらくいくと魚津市というところがあります。
この周辺の中では観光地的な場所らしく、
蜃気楼と埋没林が名物。

蜃気楼?え?日本で見れるの?的なおどろき。

キャッチは「蜃気楼の見える街」
http://www.city.uozu.toyama.jp/

ただ蜃気楼は見られる条件が限られているようなので、
コレ目当てで行く人はきちんと調べる必要あり。

・時期:(3月下旬〜)4月〜5月(〜6月上旬)
・時間:午前11時ごろ〜午後4時ごろ(それ以前、それ以後の例外もある)
・気温:18度以上の場合が多い(朝の冷え込みがあって日中の気温が上がるのがよい)
・風 :魚津の海岸で北北東の微風(おおむね風速3m以下)
・天候:移動性高気圧の中心が本州の東の海上に抜けて当日は晴れ、
翌日頃から天候が崩れそうな日。等圧線の間隔が開き、強い風が吹かない状態。
(http://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/mirageex/index.html#jouken から転載)

ということで、さすがに蜃気楼は見れず・・・
しかし!港に建っている魚津埋没林博物館、こいつがすごい!!!
http://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/

大昔の杉の樹根が浜辺に埋没して残っていたものを、
発掘された状態で保存している博物館、
って説明するともんのすごく地味な場所なんだけど、
というか実際博物館自体はかなり時代を感じる、
あまり素敵とも言い難い建物なんだけど、
1カ所、海洋深層水にひたされた巨大な樹根を暗がりに安置してある「水中展示館」という場所が。
ここがすごい!っていうか怖い!!!
いや、これは一見の価値ありと思いますよ。
昆布ジメ食って温泉入ってる場合じゃない!

次回のコースは
黒部ダム→発電所美術館→水中展示館→金太郎温泉
で決まり!!!!


あーここにも行ってみたい。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/about/summary.html

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