スタンス

ふと、仕事や私事のあれこれが突然途切れて、
無風状態になると、自分が、今、
どこへ向かっているのかわからなくなるときがあります。いや、あるんです。

人はみんな、とりあえず何かに向かって、生きているんでしょうか。
あっちゃこっちゃと寄り道ばかりしてきた自分には、
道しるべがなくなったとき、ちょっとした不安に、
襲われるということかもしれません。

ほら、なんでもしていいよ。
そう言われて、立ちすくんでいる自分。
いやーお恥ずかしい。

でも、自分のためだけにやってたら、
続かないような気がするのです。

「じゃあ誰のために？」

大事な人？　世の中には、大事な人と、大事じゃない人がいる？
そういう分け方じゃない気がします。

考え方が自分と違う、そういう人こそ大事な人であり、
自分と同じ考え方を持っている人、
これはそういない（笑）から、やっぱり大事なんだという。

だから両方大事なんかい！・・・ってことですね。

考え方が合わない人なんて必ずいますし、
そういう人に向けてデザインしなきゃいけないことなんて、
山ほどありますね。じゃあデザインできないのかって、
そうじゃあない気がするんです。

自分のできる最大限のことをやって、果てる。。。
そうやってると、やっぱ限界があるんだなと。
イロイロな人がアーダーコーダーと入ってくるのを
まんべんなく受け入れちゃいながら、一人以上の何かに昇華する、
そういう仕事が今はしたいなと、思っています。


そして、その傍らで、というか暗い部屋の、スミーの方で、
Mac開いて、カタカタこそこそ秘密で作りたい。
で、突然「どや！」って出して、人を驚かせて、
できれば感動して、涙流すとこまで持っていきたい。
人と関わって作ることは楽しいけれど、
小学校の夏休みの自由研究でみんなを驚かせたい、
みたいな、そんな気持ちはやっぱりあるわけです。

という決意表明までして、今日はおわり。